今回は、ココ・シャネルを語ります。(特に現代の女性たちには生き方や名言をぜひ参考にしてほしい偉人さんです。)
ココ・シャネルとは
画像出典:https://ja.wikipedia.org
女性ならば、誰でも知っている「シャネル」のココ・シャネル
その基礎を作り上げたデザイナー。
一人の女性として、ビズネスマンとしての彼女の歴史・人物像は現代女性に響くものがあると思う。
代表的な「チェーンバック」機能性はさる事ながら、美しい逸話がある。
それは、バックの内側にあるポケットについて
「女には、いくつもの秘密がある。恋人からのラブレーター・メモをスマートに入れて人生を楽しみなさい。」
自立した女の遊び心とでもいおうか、ココシャネルの哲学が感じらる。
- ココ・シャネルの生き方、思考に感じるエスプリ
- 現在の日本女性に足りないエレガンスさ、凛とした生き方
彼女の人生には、現代人にとってたくさんのヒントがある。
ココ・シャネルの生涯と人柄
ココ・シャネルの生涯
ココ・シャネル(ガブリエル・ボヌール・シャネル)
1883年8月19日 フランス生まれ
フランスを代表するデザイナー「シャネル」の創業者。
貧しい家庭に生まれ、親に捨てられ幼少期を修道院で姉と育つ。
成人後、お針子の仕事をしながらキャバレーで歌手で歌を歌い、
その時呼ばれた愛称が「ココ」
自ら、ココ・シャネルの名乗るようになる。
自分で着用する帽子・ドレスが評判となり、
パリで帽子専門店「シャネル・モード」を開く。
そこから、現在のパリ本店「シャネル」へと歴史は続いている。
ココ・シャネルの人柄
生涯、独身であったが様々な恋愛をへて
ココ・シャネルは、女性として自立し1971年87歳で眠りにつくまで仕事を続けた。
「20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔はあなたの功労」
「女は40を過ぎておもしろくなる」
シャネルが残した名言は数多くあるが、この2つの言葉は特によく聞かれ、
とても真をついた言葉でもあるが、ユーモアも感じる言葉だと思うし素晴らしい言葉だ。
彼女が、この言葉を発するまで、どれだけの想いがあったのだろう、
「女性の自立」という概念がなかった時代、どれだけの苦労があったのだろうと思う。
しかしながら、年を重ねる女性への賞賛が感じられ、何かひねりがきいた優しさを感じる。
女性という立場の難しさ、楽しさ、美しさをそれだけ追求し、真摯に向き合う
ここがココ・シャネルの強さ、ぶれなさだと思う、凛とした生き方とは、こうゆう生き様ではないだろうか。
現在の私たち日本人女性の、芯の無さユルさをシャネルが見たらなんと言うだろう。
お金があればシャネルのバックが欲しいという若い女性も多く、
プレゼントされたら嬉しく感じる女性が大部分ではないだろうか。
プチプラ・ファーストファッションでも良く似たバックが売られている。
しかし、シャネルのエスプリを感じる事を忘れていないだろうか。
一人の女性として、立ち止った時に思い出してほしい。
「美しさは武器であり、装いは知恵である謙虚さはエレガントである」
ココ・シャネルの生き方・名言から学ぶこと
「人間は見た目で決まる」
と言われる。
昔ははたしてそうだろうか?と漠然と思っていたが、
歳を重ねるにつれ人は生き様が、見た目に出てくる外見は内面の鏡だと思うようになった。
これは、ココシャネルの名言からも頷けることだ。
「美しさは武器であり、装いは知恵である 謙虚さはエレガントである」
この言葉聞くと、ふと立ち止まり自分をかえりたみくなる。
- 武器になる私の美しさ、どこであろう、
- 今日の服装に知恵を感じるか
- 日々の所作はエレガントを感じるか
- 自分の態度には謙虚さがあるのか、
この言葉の様に、私自身が自分に向き合えているのだろうか考えさせられる。
「丁寧に生きる」
ここ何年か雑誌等で、よく言われている「丁寧に生きる」。
この言葉とシャネルの名言を当てはめて考えてみると、
日々の事を丁寧に行う事とは、自分を大切にあつかう事だと思う。
子育て中、仕事が残業続きだと現実、丁寧にだなんて言ってられなし考えている暇はないと思うが、
ふとした瞬間、自分って、、、、と考える時、シャネルの名言を思い出しみる。
すべては無理でも、この瞬間だけでも自分を丁寧に扱ってみょう思えば、小さな美しさが宿ると思う。
その積み重ねが、「丁寧に生きる」に繋がっていくのかもしれない。
皆、思う。
「幸せになりたい」
「穏やかに過ごしたい」
「楽しい経験をたくさん体験したい」
と。ただ思うだけでは、脳は動かない、運命は開けない。
思いが現実になるようにシャネルの問いかけを自分にあてはめ落とし込んでいくとヒントが出てくるのかもしれない。
ココ・シャネルをしのぶ、書籍と映画
ココ・シャネルのについていくつか書籍もでており、ネットで名言や人生についても沢山の情報がある。
やはりカリスマのある女性の生き方っていつの時代でも惹かれる。
ココ・シャネルをより知りたいのであれば、衣装の美しさやデザインを楽しめる映画がおすすめだ。
私は映画で見るココ・シャネルの世界感はキャストや監督により描き方が変わり面白いと思う。
同じ一人の女性でも監督によってガラリとイメージが変わるのも見どころです
そこで3本の映画がおすすめ。
- シャーリーマクレーン主演の「ココ・シャネル 」
- オードレイ トトゥ主演 「ココ アヴァン シャネル」
- アナ ムグラリス主演「シャネル&トラヴィンスキー」
全体的にシャネルの歴史、人生の流れを見るなら「ココ アヴァン シャネル」
フランス人の女優オードレイ・トトゥが演じラブストーリ仕立てになっているので見やすいストーリーだ。
一番のおススメは「ココ・シャネル」主演のシャーリーマクレーンがたくさんの名言を発するので、
人生に悩んでいる時など見ると、ヒントがいただける映画になるかもしれない。
「シャネル&トラヴィンスキー」はシャネルの女性としての描写が面白く、期待せずに見たせいか、ハマった。
年齢制限がかかる上映だったので、大人の雰囲気で見て楽しんでいただきたい。