日本の偉人

土方歳三の人生・リーダーシップにならう信念を貫き通す心

葵
こんにちは。偉人ライターの葵です。

以前に新撰組を取り扱った大河ドラマがあり、そこで新撰組を調べていくうち土方歳三が同郷である事を知り興味を持った。

土方歳三の人柄といえばただ厳しく、怖い人なのだといった印象であったが、おちゃめな一面や優しい部分もあると知った。今では歴史上の人物で一番好きになった人である。

そんな土方歳三のリーダーシップには現代にも通用するものがある。学ぶべきところも多く年を重ねる毎に新たに歳三の魅力を発見している。

そこで私以外にも元々土方歳三という人物が好きな人にはもっと好きになってもらおう、興味のない人には少しでいい興味を持ってもらおう、少しでもいいから彼の魅力を知って欲しいと思いこれを書くことにした。

学生のみなさんにとって学校のテストに出てくるかはわからないが、部活や社会に出た時には役立つのではないかと思い、読んでもらえればと思う。

 

 土方歳三の人生、人柄

生い立ち

天保6年(1835年)5月5日、武蔵国多摩郡石田村(現在の東京都日野市石田)に生まれ、明治2年(1869年)5月11日函館にて戦死。

激動の時代幕末を生きた男である。

現在でもアニメや漫画などで人気もあり、幕末の人物の中でも人気があるであろう歳三だが、実は土方歳三は、他の高杉晋作や坂本龍馬等の偉人達のように特別な事をした訳ではないが、誰もが1回は聞いたことがあるであろう新撰組副長であり新撰組に尽くし最期まで戦い抜いた男である。

幼少期の土方歳三は「鬼の副長」

土方歳三は幼少期は「バラガキ」と呼ばれる悪ガキだったそうだ。

バラガキとは歳三のあだ名であったが、「顔に似合わず触ると怪我をするイバラのような乱暴者の少年」が由来だそうだ。

そんな歳三は江戸の外れ、多摩の豊かな農家の出であり多摩地方は「天領」と呼ばれる幕府の管轄地であった。

その事から農民も「自分たちは将軍様直属の百姓だ!」というプライドを持ち、日頃から剣術を学んだ。
一部の若者たちは髷を結い隠しの姓を名乗り、刀を差し武士同然の身なりをしていたそうだ。

身分の差を思い知ったからこそ掲げた土方歳三の信念

そんな中で日頃から武士同然の暮らしをしていたが、故に身分制の「差」を思い知らされ土方歳三の中に「いつか本物の武士になってやる。」という想いが強く根付いたかろなののだろうか。

土方歳三は「武士よりも、武士らしく。」という信念を掲げていた。

彼の偉業と言えば、新撰組副長だ。
「鬼の副長」と呼ばれるだけあり「新撰組副長」としての土方はまさに鬼のようであった。

と言われているが実は彼は非常に面倒見のいい人であった。

新撰組の剣術稽古の際は、いつも胴を着、隊士とともに汗を流していたり、箱館戦争の頃は若い隊士を連れ食事へ行き相談に乗ったりしていたそうだ。

そんな事から箱館戦争時には「温和で母のように慕われていた」という証言もある。

イケメンで俳句を嗜んだ土方歳三の人柄・魅力

「鬼の副長」と呼ばれルールを徹底し、局中法度に背いたものは切腹、池田屋事変前には関わりのあるであろう人物を拷問などもしていたと言われる歳三にはきっと怖い印象があるだろう。

怖い面ばかり挙げられることが多いが実はこんな話がある。

土方歳三は今で言う所謂イケメンであったがために非常にモテたそうだ。

そんな歳三には多数の女性からの恋文が届いたそうだ。

その恋文を実家や隊士などに送り自慢したり、俳句を嗜んだりと意外とおちゃめなところもあるのが歳三の魅力であろう。

そんな歳三だが不器用で厳しいと思われがちだが部下や仲間の為ならば自分を悪者、犠牲にしてでも守るという一面もある。

そんなギャップの激しい歳三だがそこが好かれる魅力的なところなのではないだろうか。

私たちは常にこれが正しい道なのか?

その道の先に未来はあるのか?

常に悩み恐れているだろう。

だがこの土方歳三という男は

自分が信じた道を「こっちに向かって進む」と決めた道をひたすらに進みます。

たとえ自分がその道を進む最後の一人となっても・・・。

これは司馬遼太郎が歳三に一番言わせたかったのではないかと思う「燃えよ剣」の歳三の言葉の一つですが

「勝てるか勝てないか、やってみなければわからないよ。おらァもう勝敗は考えない、ただ命ある限り戦う。どうやらおれの、おもしろい生涯が幕をあけたようだ。」

この言葉は自分が信じた道をひたすら進むという歳三を表現する言葉ではないかと思う。

俳句を嗜んだという歳三の句の中でも一番名言なのではないかと思うのが

「知れば迷い知らねば迷わぬ恋の道」

という句があるのだが歳三も完璧な人間ではなかったという味のある句ではなかろうか。

土方歳三を辿る

まずは土方歳三の始まりの地、日野市に行ってみるのもいいだろう。

日野市には土方歳三の生家で土方歳三資料館があり歳三縁の品が見れたりする。

高幡不動尊に行くのも良いだろう。

京都にも縁の場所は多数あるが個人的には歳三最期の地、函館がおすすめ。

函館には五稜郭をはじめ土方歳三終焉の地がある。

歳三が戦死したと言われる一本木の関門地跡は公園のようになっており石碑があり献花もできるようになっているので歳三を偲ぶのにはいいだろう。

歳三の魅力を最大に引き出している書籍はやはり先程も引用した司馬遼太郎の「燃えよ剣」ではないか

「燃えよ剣」を読み土方歳三という人物を好きになった人も多いだろう。

沢山新撰組に関する書籍はある。

今まで新撰組に関した書籍を読んできたが個人的にはこれ程までに歳三を魅力的に書いているのは「燃えよ剣」が一番ではないかと思う。

近藤勇の為に奔走し己の信念を貫き散っていった。

そんなかっこいい土方歳三をみたい人は是非呼んでみてもらいたい。

土方歳三から学ぶべきリーダーシップ

土方歳三は最期まで信念を貫き散っていった男であり、カリスマ性やリーダーシップで荒くれ者達の集まりである新撰組をまとめていった素晴らしい人物である。

ここには書ききれないほど彼の魅力はまだまだあるだろう。

私も初めは同郷であるというだけでなんとなく気になる存在であった。
土方歳三を調べれば調べる程魅力のある人物で現代の人にも通ずるであろう信念を貫き通す素晴らしい人物だという事がわかった。

魅力溢れる土方歳三は今や歴史上の人物として人気になっているが、実は意外と歳三に今後社会に出た時に自分がリーダーシップを取らなければならない時、どうしたらいいかを教えてもらえた様な気がする。

彼は多摩にいた頃からカリスマ性や素晴らしいリーダーシップで組織をまとめるのが得意だったようだ。

今は気になる歴史上の人物であっても今後行き詰まった時、社会に出て行き詰まった時に歳三の事を思い出し、歳三のリーダーシップや信念を思い返せばきっと乗り越えられたり、現状打破のきっかけも出来るのではなかろうか。

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